今回はクリニックのSNSの利用についてお話をしたいと思います。
私が所属しているクリニックではTwitterとInstagramを利用して情報の発信をしています。
始めたきっかけは、コロナ渦で患者さんの受診者数が減ったため、クリニックのことをもっと知ってもらおうと始めました。
要するに集客のために始めたのです。
更新をしているのはこの私です。
更新している私から言わせると、病院のSNS利用はあまり効果があるものでは無いと思っています。
言ってしまうと、普段からTwitterやInstagramは使っていましたが、基本的には見る専門でした。
クリニックの投稿内容はほとんど写真を撮って見せるものが殆どないので、季節のイベントや地域のこと、今日の食事といった投稿が中心になっています。
これ誰が見るの?と投稿するたびに思っています。
TwitterとInstagramを利用している人はご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、何人の人が見たか閲覧数が確認することができ、さらにInstagramのプロアカウントでは月毎の閲覧数などくわしく調べることができます。
また、病院のホームページにGoogleアナリディクスというツールを導入すれば、各SNSからどれくらいの人がHPに流れてきたから確認することができます。
そのデータを言ってしまうと、SNSからの流入は殆どありません。
月20件近く投稿しても、SNSからの流入は3件程度です。
労力に見合っていないと思います。
実際はSNS上に貼られたリンクから来ていない人も多くいると思うのですが、少なくともSNSから HPに来てもらい、さらに病院を受診する方はさらに少なくなると思います。
最近ではSNSを利用した集客を広告代理店が進めてきています。
広告代理店はよく色々な商売考え付くなと思ってしまいます。
Instagramを投稿していると、投稿代行という業者も結構いるようなので、やってほしいなぁと思った時もあります。
そもそも病院の検索をInstagramでするのか?という問題です。
僕が病院を検索するときには、Googleマップで一定の範囲で「歯医者」と検索し、近くて評価の高い場所に行っています。
それが今はSNSで検索して病院を探しているとのこと。
本気か?と思ってしまいました。
「#歯医者」で検索して全然違う地域がでてきても、その歯医者に行くのかという疑問です。
もしかしたら今から行く病院の雰囲気を知るために検索することはあるかもしれません。
「#〇〇歯医者」と検索して、その歯医者がどのような投稿をしてて、どのような投稿をされているのかを調べる人もいるかもしれません。
そう思って投稿をしています。
ですが、実際に自分がGoogleマップで調べた内科をInstagramで「#〇〇内科」と検索しても、検索にほとんど引っかからないことが殆どです。
なので、広告代理店が言う若い世代はInstagramで検索して受診しているは嘘だと思っています。
本当だったら殆どのクリニックがやっているだろう!と思っているからです。
まだ集客ツールとしてはまだ若いツールなので、今後も続けていくつもりです。
今の投稿が日の目を浴びることを信じて。
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