先週処方してもらったモイゼルト軟膏を1週間使ってみました。
モイゼルト軟膏は炎症を抑制するシグナルを分解するPDE4という物質を阻害し、炎症抑制シグナルを上昇させる大塚製薬株式会社の新薬です。
ステロイドではないので、首顔に使えるっていうことで、基本的に顔はモイゼルト軟膏のみ使用してみました。
モイゼルト軟膏の使用感
塗った感じとしては、特別にべたべたした感じもなく、普通の軟膏です。
塗った感じも特別テカテカもしません。
ただ、何も塗らないよりはべたべた、テカテカもしますが・・・
保湿剤は要らないよと言われたけど、今も使っているステロイドの軟膏(サレックス軟膏、ロコイド軟膏)とあまり変わらない質感です。
ただ、先生に言われた通り、今回は下地に保湿剤は使わないで塗ってみました。
また、塗ったところが心なしか血色が悪くなった気がしました。
気のせいかもしれないけど、光の加減かしれないけど、ちょっと暗くなった気がしました。
まぁ、数時間後に鏡を見た時には全然普通の肌に戻っているので、本当に気のせいかもしれない・・・
もともと赤くなっているところに塗っているので、それが普通の色に戻っているのでそう見えるのかも。
軟膏の塗り方
モイゼルト軟膏のパンフレットに塗り方も書いてあったのですが、塗りこむように塗ると、摩擦で患部が刺激され、炎症が増悪しますと書かれていました。
また、ティッシュが皮膚にくっつく程度に塗りましょうとも書かれていました。
これって普通の軟膏を塗る時もそうなの?
今まで軟膏を塗りこむように塗っていました。
それによって痒くなることもなかったし、塗りこんだ方が効果がある気がしていました。
ティッシュにくっつくまで塗ったら、シャツについて気持ち悪いじゃん!って思った・・・
ある程度乾いてから着るのがベストなのかな?
本当の軟膏の塗り方を知って、衝撃的でした・・・
モイゼルト軟膏の効果
効果は僕個人の感覚なので、人によって違うかもしれないので、あくまで個人的な感覚です。
僕はよくこめかみ付近が赤くなることが多いので、メインとしてこめかみ付近を塗ってみました。
塗った直後直後から少し赤みが和らぐ感じがし、数時間後、気づいた時には赤みがすーっと消えています。
結構、ステロイドの薬を塗った時ぐらいに赤みが消えるのでびっくりします・・・
塗った感触もステロイド軟膏と同じ感じなので、ステロイドなんじゃないか?ってぐらいです。
赤みが出ているところはむずむず痒いことが多いけど、この薬を塗ると赤みが引くとともに緩和されるので嬉しい。
モイゼルト軟膏の金額
モイゼルト軟膏1%は10gで薬価が152点です。
ステロイド軟膏のサレックス軟膏0.05%が5gで5点ぐらい。(うろ覚え)
1点10円なので、保険を使わなかった場合1,520円もします。
僕の保険割合の3割で1本456円ですが、やっぱ高いです。
結局残りの7割は税金だから無駄遣いをしないように使わないと。
個人的には体全体を塗りたいけど、それだとすぐになくなってしまうので、とりあえず首顔の外にでるところだけにして節約をしようと思います。
まとめ
ステロイド並みに赤みが緩和されるので、すごい薬だと思いました。
特に顔は赤くなっても、安易にステロイドは塗れなかったので、アトピー性皮膚炎の僕にとっては救世主に近い存在かも。
最近は比較的赤くなることは少ないので、もっと早くできてくれていれば・・・と思ったり。
薬価は高いけど、効果はすごい。
薬の特許は10年は守られているので、10年間は大塚製薬は儲けられそう。
薬の進歩ってすごいな。
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