
今回は、1997年から始まったガシャポンシリーズ「SDガンダムフルカラー」の初期ステージ1~5をまとめて紹介します。
SDガンダムフルカラーとは?
SDガンダムフルカラーは、1997年から展開されたSDガンダムのガシャポンシリーズです。
前身となるSDガンダムRなどのシリーズから進化し、名前の通り最初から彩色された状態で発売されたのが大きな特徴。
現在のガシャポンと比べると1回100円という価格は驚異的です。
後半のシリーズになるとパーツ分割も増えて、かなり精密な造形になっていきますが、初期のステージ1~5はまだパーツ数が少なく、1パーツで成形されているMSも多く存在します。
しかし、だからといって造形が雑というわけではありません。
限られたパーツ数の中で、SDらしいデフォルメとMSらしい特徴をしっかり再現しています。
彩色についても、ツインアイや細かなマーキングまで塗り分けられているものがあり、1990年代の100円ガシャポンとは思えない完成度です。
SDガンダムフルカラーは1997年10月のステージ1から2006年のステージ63まで、約10年にわたって続いた人気シリーズとなりました。
私自身、SDガンダムフルカラーを集め始めたのはステージ10ぐらいからだったので、ステージ1~5は後からホビーショップなどで集めたものになります。
今になって改めて初期シリーズを見てみると、パーツ分割こそ少ないものの、造形や彩色はかなり頑張っていることが分かります。
むしろ「この形を1パーツでどうやって作ったんだろう?」と思ってしまうようなものも多く、当時の金型技術の凄さを感じます。
SDガンダムフルカラー ステージ1~5一覧
今回はそんなSDガンダムフルカラーの中から、ステージ1~5までをまとめて紹介していきます。
| シリーズ名 | 発売時期 |
| SDガンダムフルカラー ステージ1 | 1997年10月 |
| SDガンダムフルカラー ステージ2 | 1998年2月 |
| SDガンダムフルカラー ステージ3 | 1998年3月 |
| SDガンダムフルカラー ステージ4 | 1998年7月 |
| SDガンダムフルカラー ステージ5 | 1998年9月 |
シリーズ名をクリックすると、それぞれのシリーズを詳しく紹介した個別記事を見ることができます。
SDガンダムフルカラー ステージ1
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ名 | SDガンダムフルカラー ステージ1 |
| 発売元 | バンダイ |
| 発売時期 | 1997年10月 |
| 価格 | 1回100円 |
| カプセル数 | 全6種 |

| 連邦軍 | ジオン軍 |
|---|---|
| ガンダム | シャア専用ザクII |
| ガンキャノン | ザクII |
| ガンタンク | 旧ザク |
記念すべきSDガンダムフルカラーの第1弾です。
発売されたのは1997年10月。まだ平成9年です。
現在から考えるとかなり昔ですが、この時点ですでにフルカラーで彩色されたSDガンダムのガシャポンが100円で発売されていたと思うと驚きます。
記念すべき第1弾ということで、ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクというホワイトベース隊の主要MSが収録されています。
ジオン側からはシャア専用ザクII、ザクII、旧ザク。
まさに「機動戦士ガンダム」の基本的なMSを集めたようなラインナップです。
最初のガンダムにしては意外にもプロポーションが良く、かなりかっこいい造形です。
後半のシリーズになるとさらにデフォルメが進んで、頭身が低くかわいらしいガンダムになっていきますが、これくらいの等身のガンダムも個人的には好きです。
逆にジオン軍のMSはちょっとずんぐりむっくりでかわいい(笑)
そして驚くのが彩色。
ガンダムのツインアイまでしっかりと塗られています。
100円のガシャポンでここまでやるのかと思ってしまいます。
また、1パーツ構成されているMSも多く、かなり複雑な金型をしていそう。
1パーツでここまでまとまったプロポーションにできるのは凄いですね。
SDガンダムフルカラーというシリーズの方向性を示すようなステージになっています。

SDガンダムフルカラー ステージ2
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ名 | SDガンダムフルカラー ステージ2 |
| 発売元 | バンダイ |
| 発売時期 | 1998年2月 |
| 価格 | 1回100円 |
| カプセル数 | 全6種 |

| ガンダム Ver.2.0 | グフ |
| ザクII with MAZER TOP CANNON | ドム |
| ドム | シャア専用ザクII Ver.2.0 |
ステージ2は1998年2月に発売。ステージ1から約4か月後の発売です。
サブタイトルのイメージ通り、ランバ・ラルとの戦いを中心としたようなラインナップになっています。
ステージ2ではガンダム以外はジオン軍のMS。
グフを中心に、ザクやドムなどジオンMSが多く収録されています。
ステージ1はビームライフルでしたが、ステージ2ではバズーカを装備しています。
さらにステージ1では右腕だけが動きましたが、ステージ2では両腕が軸可動。
逆さまにしたシールドもかっこいいです。
ガンダムにはやっぱりバズーカが似合いますね(笑)
ステージ1と同様に1パーツ構成の機体が多いのも特徴。
金型がどんなものなのか見てみたい。
ただ、1パーツで作った影響なのか、ちょっと不思議なポーズになっているものも・・・
ドムはステージ2から4まで収録されていて、すべて揃えると黒い三連星を揃えることができます。
ステージ2はランバ・ラルとの戦いを思わせるグフを中心に、ザク、ドムなどジオン軍MSが多数収録されたステージ。
ステージ1よりもさらにポーズにこだわった造形が目立ちます。

SDガンダムフルカラーステージ3
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ名 | SDガンダムフルカラー ステージ3 |
| 発売元 | バンダイ |
| 発売時期 | 1998年3月 |
| 価格 | 1回100円 |
| カプセル数 | 全6種 |

| 連邦軍 | ジオン軍 |
|---|---|
| ガンダム | シャア専用ズゴック |
| ジム | ゴック |
| アッガイ | |
| ドム |
ステージ3は1998年3月発売。なんとステージ2の発売からわずか1か月後です。
現在では考えられないようなハイペースで新ステージが発売されていました。
副題は「急襲!ジャブローに迫るジオンの脅威!!」。
そのため、ジャブローでの戦いをイメージしたラインナップになっています。
ほとんどがジオン軍MS。
特にシャア専用ズゴック、ゴック、アッガイという水陸両用MSが3体も収録されているのが特徴です。
100円ガシャポンとは思えないほど造形がしっかりしており、現在でも欲しくなるシリーズです。

SDガンダムフルカラー ステージ4
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ名 | SDガンダムフルカラー ステージ4 |
| 発売元 | バンダイ |
| 発売時期 | 1998年7月 |
| 価格 | 1回100円 |
| カプセル数 | 全6種 |

| ガンダム Ver.4.0 | ドム Ver.3.0 |
| ギャン | シャア専用ゲルググ |
| ララァ専用モビルアーマー | ジオング |
ステージ4は1998年7月発売。ステージ3から4か月ほど空いています。
今回のラインナップは「めぐりあい宇宙」を思わせるMSが中心。
そして、ここで黒い三連星の3機目となるドムが登場します。
今回は両手にバズーカを装備した状態。
劇場版「めぐりあい宇宙」の終盤を思わせる装備です。
ダブルバズーカはビームライフルよりもかっこいいのはなぜでしょうか(笑)
初期シリーズのガンダムは少し頭身が高いのも特徴。
これでガイア、オルテガ、マッシュの黒い三連星が揃います!
3体を揃えるために、別ステージでそれぞれ違うポーズにして収録しているのが凄い。
同じドムでもポーズが違うため、金型から作り直している可能性が高そうです。

オルテガ!マッシュ!
モビルスーツにジェットストリームアタックをかけるぞ!
黒い三連星を3体並べるとやっぱり壮観です。
「哀・戦士」や「めぐりあい宇宙」を思わせるような組み合わせができるのも、このシリーズの面白いところです。

SDガンダムフルカラー ステージ5
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ名 | SDガンダムフルカラー ステージ5 |
| 発売元 | バンダイ |
| 発売時期 | 1998年9月 |
| 価格 | 1回100円 |
| カプセル数 | 全7種 |

| ガンダム Ver.5.0 | ガンキャノン108 |
| ガンキャノン109 | ボール |
| 量産型ゲルググ | ジョニー・ライデン専用高機動型ザクII |
| パーフェクトジオング |
ステージ5は1998年9月発売。
ステージ4からわずか2か月後です。
この頃のSDガンダムフルカラーは、かなりのハイペースで新ステージが発売されていました。
ガンキャノンは108号機と109号機に分けて収録されています。
108号機はカイ・シデン、109号機はハヤト・コバヤシの搭乗機として知られていますね。
MSVからはジョニー・ライデン専用高機動型ザクIIとパーフェクトジオングが登場。
かなり豪華なラインナップです。
ガンダムはステージ1~5までガンダムを毎回収録してきたことも含め、かなり優遇されています。

劇場版「めぐりあい宇宙」のア・バオア・クーでの最終決戦時のホワイトベース隊をイメージできます。

ステージ1~5でガンダムは5種類!
SDガンダムフルカラー初期シリーズの面白いところが、ステージ1~5まで毎回ガンダムが収録されていること。
| ステージ | ガンダム | 主な装備・特徴 |
|---|---|---|
| ステージ1 | ガンダム | ビームライフル |
| ステージ2 | ガンダム Ver.2.0 | バズーカ |
| ステージ3 | ガンダム Ver.3.0 | ジャブロー編 |
| ステージ4 | ガンダム Ver.4.0 | ダブルバズーカ |
| ステージ5 | ガンダム Ver.5.0 | ビームライフル・ラストシューティング |
同じガンダムでも、ステージごとに装備やポーズが変えられています。
特にステージ5では頭部と左腕を外すことでラストシューティングを再現できるため、初代ガンダムを締めくくるアイテムとしてかなり印象的です。
ステージ1~5で見る一年戦争
ステージ1~5のラインナップを並べてみると、単純に人気MSを集めているだけではなく、「機動戦士ガンダム」の物語をある程度追えるようになっています。
各ステージの特徴
ステージ1
ガンダム、ガンキャノン、ガンタンク、ザクなど、作品の基本となるMSを収録。
ステージ2
グフを中心に、ランバ・ラルとの戦いを思わせるジオンMSを収録。
ステージ3
シャア専用ズゴック、ゴック、アッガイなど、ジャブロー攻略戦をイメージ。
ステージ4
ギャン、シャア専用ゲルググ、ララァ専用モビルアーマー、ジオングなど、物語終盤のMSを収録。
そして黒い三連星も完成。
ステージ5
量産型ゲルググ、ボール、ガンキャノン108・109、パーフェクトジオングなどを収録。
そして、ラストシューティング仕様のガンダムで初代ガンダム編を締めくくります。
こうして見ると、ステージ1~5だけでも「機動戦士ガンダム」の主要MSをかなり集めることができます。
黒い三連星が完成する!
ステージ2ではドムが登場。
ステージ3でも別ポーズのドムが登場。
そしてステージ4で3体目のドムが登場します。
これによってガイア、オルテガ、マッシュの黒い三連星を揃えることができます。

今のガシャポンでは同じMSを3体集めて遊ばせるような商品展開も珍しくありませんが、当時は別ステージに分けて、それぞれ異なるポーズで収録。
しかも、それぞれ別の金型を使用していると思われるところも凄いところです。
100円ガシャポンの時代に、ここまでやっていたのかと思うと驚きます。
初期SDガンダムフルカラーの造形が凄い
ステージ1~5を通して感じるのが、パーツ分割の少なさ。




現在のガシャポンと比べると、かなり大雑把に見えるものもあります。
しかし、逆に考えると、
「これを1パーツで作ったの?」
と思ってしまうMSが非常に多い。
ガンキャノン、グフ、ドム、ギャンなど、複雑な形状のMSまで1パーツにまとめられています。
もちろん可動範囲は現在のフィギュアほど広くありません。
それでも、SDとしての見栄えを優先した造形になっていて、置いておくだけでも十分にかっこいい。
これが100円だったというのは、今考えても凄いです。
彩色もかなり頑張っている
初期シリーズということで造形に目が行きますが、彩色も魅力です。
ガンダムのツインアイをはじめ、各MSの細かな部分までしっかり塗り分けられています。
当時は「どうやってこんな小さいところを塗っているんだろう?」と思ったものです。
30年近く経った現在でも、色がしっかり残っている個体を見ると、当時の商品の完成度の高さを感じます。
一方で、古い商品なので、特殊な塗装が施されたものなどは可塑剤が染み出して少しベタついている個体もあります。
これは約30年という年月を考えれば仕方がないところですね。
SDガンダムフルカラー ステージ1~5まとめ

以上、SDガンダムフルカラーのステージ1~5をまとめて紹介しました。
1997年10月に始まったSDガンダムフルカラー。
ステージ1からステージ5までの約2年間ではなく、実際には1997年10月から1998年9月までの約1年間で、初代ガンダムを中心としたシリーズが一気に展開されています。
特にステージ2からステージ3まではわずか1か月。
ステージ4からステージ5までも2か月という非常に短いペースでした。
今では考えられないような発売スピードです。
そして、この5ステージを集めるだけでも、
- ガンダム
- ガンキャノン
- ガンタンク
- ジム
- ザクII
- シャア専用ザクII
- 旧ザク
- グフ
- ドム
- シャア専用ズゴック
- ゴック
- アッガイ
- ギャン
- ゲルググ
- ジオング
- ボール
- パーフェクトジオング
など、初代ガンダムを代表するMSがかなり揃います。
個人的には、初期シリーズならではの「1パーツで無理やり造形している感」がとても好きです。
現在のガシャポンのような細かなパーツ分割はありませんが、その制約の中でポーズやシルエットを工夫しているところに、当時の商品ならではの魅力があります。
そして何より、これが1回100円。
今の感覚で考えると信じられない価格です。
ここで初代「機動戦士ガンダム」の物語がいったん終了し、次のステージ6からは舞台が「機動戦士Zガンダム」へと移っていきます。
次回からは、いよいよZガンダム編。
ガンダムMk-II、リック・ディアス、ハイザック、マラサイなど、1stガンダムとは大きく雰囲気の変わったMSが登場してきます。
SDガンダムフルカラーの進化とともに、Zガンダム編も引き続き紹介していきます。
| シリーズ名 | 発売時期 |
| SDガンダムフルカラー ステージ1 | 1997年10月 |
| SDガンダムフルカラー ステージ2 | 1998年2月 |
| SDガンダムフルカラー ステージ3 | 1998年3月 |
| SDガンダムフルカラー ステージ4 | 1998年7月 |
| SDガンダムフルカラー ステージ5 | 1998年9月 |