コピーした保険証について

原則コピーした保険証での病院の受診は原則できません。

また、最近だとスマホに保険証の写真を撮って見せてくる患者さんもいらっしゃいますが、同様です。

殆どの病院でコピーの保険証を持って受診した場合は、保険証不持参として自費で処理をさせていただくか、病院によっては一定の金額を払ってもらう場合になる事になります。

私が働いている病院では自費として処理をさせていただき、後日現物の保険証を持参された際に差額を返金するようにしています。

私が知っている限りでは、保険証不持参の場合には先に15,000円払っていただき、後日に保険証持参された際に差額の返金をしているところが多いようです。

コピーの保険証で受診OKの病院も多少ありますが、あくまでその病院の好意だと思ってください。

後日精算の理由

何故このような面倒な措置を取っているかというと…

コピーの保険証が現在も使える保険証か分からないからです。

殆どの会社は退社の際に保険証を回収されます。

転職したけど新しい会社の保険証が手元にないため、退社した会社の保険証のコピーを持参して受診される方がいます。

また、コピーの保険証の期限が切れている場合や、なんらかの理由で資格喪失している可能性もあります。

通常、持参された保険証の割合が3割だった場合、3割は会計時に病院にお支払いされますが、残りの7割は社会保険組合や国民健康保険から支払いがされます。

ですが、持参された保険証の有効期限や資格が喪失している場合は、社会保険組合や国民健康保険からの支払いがされません。

病院としてはもらえるはずの7割の金額がもらえないということになります。

保険割合によっては全額支払われないこともあります。

病院にとっては大打撃なのです。

手元にまだ保険証が無い場合

転職して新しい職場に就職したが、まだ保険証が渡されていない場合。

もしくは退職し国保に切り替えたがまだ自宅に届いていない場合。

まだ新しい保険証ができていなくても、申請されているなら保険証申請中という事で、保険証に代わる仮の証明書が発行される場合があります。

会社によっては一旦自費で受診いただいて、保険証ができたら病院に請求に行ってっと言われる場合もあります。

現時点で保険証が手元になくても、会社や役所に相談すればなんらかの対応をしてくれますので、一度相談してから受診していただくことをお勧めします。

社会保険の保険証は会社に回収されますが、国保の保険証は回収されません。その為の古い保険証で受診しないように注意をしてください。

まとめ

以前、保険証のコピーを持って受診される方に本日は自費になるが、後日原本を持ってきたら差額を返金しますと説明しましたが、◯◯の病院は受けてくれたのに!と怒号を浴びせられました。

正直受けてあげたいという気持ちはやまやまなのですが、一部の悪意ある方がいる為にこういう処置を取らざる得ない事を理解していただけると助かります。

また、意図的に期限が切れた保険証で受診された場合、詐欺罪になりますので注意をしてください。

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