医療費の改定について

令和元年10月1日に消費税が8%から10%に増税されました。

基本的に医療費には税金がかからないので、変更は無いかと思っていましたが、医療費も10月1日から改定されました。

正確には診療報酬と薬価の点数が変更になりました。

通常医療費の改定は数年に一度、4月1日に行われます。

ですが、今回は増税のタイミングでの改定となりました。

なんで税金がかかっていないのに改定するんだという意見もありましたが、病院が仕入れる物品は増税で値上げされているものがほとんどなのに、医療費が変わらないとその増税分が病院負担になってしまいます。

消費税は事業者の負担をさせるものではなく、商品やサービスの最終的な消費者が負担するものになります。

その配慮として、医療費が改定されました。

医療費の値上金額について

改定といってもそこまで大幅に値上げはしていません。

私の実感としては1000円前後の自己負担になる方は10円の程度の負担が増えている印象で、金額が上がる度に少しずつ上乗せされています。

診療費は小数点以下の端数は切られるので、ほとんどの診療では変わらないという場合も多いです。

あくまで私の実感なので、診療内容によって金額は前後する場合がありますので、注意をしてください。

新聞社が増税後も同じ金額で販売しますと告知して炎上していました。

新聞は増税の控除対象なのに値上げしないとはどういうことだという意見が出ていました。

新聞自体は増税しませんが、そこまでに至るコスト、インク代や紙代、輸送コスト等は増税しています。

そのため、値上げをしないということは企業がその2%分の税を被っていることになります。

医療機関も同様で今回の医療費(診療報酬、薬価)の上乗せがなければ、病院が仕入れる薬剤、備品の2%分の税金を病院が負担することになるので、医療機関によっては死活問題になります。

病院に勤める前は薬剤や備品を扱い代理店に勤めていたのですが、前回の消費税の増税の時も増税前にまとめ買いをされ、増税後も何度も価格交渉をされる病院がいくつかありました。

全ての病院が儲かっているわけではなく、色々と苦労をしながらやりくりしている事も理解して貰えると助かります。

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